たまには時計のお話をと思いまして、今日はミラーダイヤルのお話です。
アンティーク好き、特にROLEXのアンティークスポーツモデルがお好きな方にとってミラーダイヤルは特別な響きに聞こえるかもしれません。
実際、ミラーダイヤルが広く認識されたのも数年前に巻き起こったアンティークROLEXブームからだと思います。
現在でもミラーダイヤルのROLEXは人気と希少性が高く、高額で取引されています。
というわけで、ミラーダイヤル=ROLEXのイメージが強いですが、同世代の時計達(50~60年代)にはそれぞれ希少ではありますが、ミラーダイヤルのモデルも結構あったりします。
もちろん、国産にも・・・。
そして当店にも・・・。
ようやくミラーダイヤルの解説に入るMの文章の組み立ての下手さ加減にがっかりですが、まあ聞いておくんなまし。
ミラーダイヤルと聞くと、鏡のようにピカピカの文字盤をイメージされる方もおられるかもしれませんが、そんなにピカピカではありません(笑)。
むしろ、グロスの強い口紅を塗った唇のように、艶のある、油が浮いたような独特な光沢を持った文字盤の事を言います。
特にスポーツモデルのミラーダイヤルは、上質な大人の高級感が漂い、独特の存在感があります。
ただ、基本50年以上前となりますので、状態の良い物は極端に少なく、良品はなかなか見かけません。
それもまたミラーモデル好きを生む一つの要因かと思います。(もちろんMもその一人。)
さて、上の画像はMが愛するオリエントのダイバーモデルです。
こちらのモデルもミラーダイヤルです。
ミラー具合が写真でお伝え出来ないのは非常に残念ですが、腕に着けた瞬間に他の時計には無い何かを感じて頂けると思います。
この他にも現在ミラーダイヤルは3本ございます。
ちょっと宣伝くさくなりましたが、なかなかご用意出来ない商品ですので、是非実物を手に取ってご覧下さい。
Mでした。
右から カレンダーオートオリエント ダイバー
真ん中 シチズン ホーマークリスタル
左 フルオートオリエントキングダイバー
シチズンはミラーダイヤルの年代からは少し外れますが、なかなかのグロス感です。
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