男なら見えない所にこだわりたい。
頷いたあなたはかなりの時計好き。
今日はMの好きなSのマークのセイコーさんのお話第?弾!「ムーブメント編」
さてこちら、通称「赤機械」と呼ばれています。
赤胴メッキが施された見た目にも印象的なムーブメントです。
50年代のセイコーさんに見られるムーブメントですが、白メッキに比べると数も少なく希少なムーブメントです。
個人的なお気に入りは、耐震装置!
年齢がばれてしまいそうですが、2代目スケバン刑事の鉄仮面のごとくガッチリしています。
ちなみに耐震装置は衝撃から時計を守る役割があります。
腕時計の場合、歯車芯が髪の毛よりも細く、落下の衝撃で折れてしまう事があります。
この黄金色の小さなバネが衝撃を吸収し、芯の破損を防いでくれるんですね。
セイコーの場合は50年代中頃から耐震装置を採用し始めますが、この大きな耐震装置こそ記念すべき初代型になります。
後のセイコーの代表的耐震装置「ダイヤショック」と比較しても一目瞭然!
スペースにかますような感じで押さえつけるダイヤショックにたいして、鉄仮面は緩急針まで覆いかぶすように取りつけられています。受け石自体も大きくてインパクトがあります。
性能的にはダイヤショックに軍配が上がりますが、見た目の存在感は赤機械の方があると思います。
まあ、普段は見えないんですが・・・。
時計選びにおいて、デザインが第一なのはもちろんですが、自分の着けている時計の機械を知る事も愛着が沸くポイントの一つかもしれません。
ちなみにこの赤機械はこちらの時計↓↓
ハート型インデックスがカワイイSマークモデル「スーパー」。
最近はハート型がにんにく見えたりもしています。
にんにくインデックスかぁ~
個人的には好きかも♪
以上、Mでした。
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