いつもありがとうございます。

 

節目の20回目のコラムです。

 

そんな時にぴったりの時計が入荷致しました。

 

 

 

シチズンホーマーパンジーです。

 

ホーマーはシチズンを代表する手巻き時計です。

 

耐久性、メンテナンス性に優れており、現在でも時計学校の教材として活用されるほどです。

 

もちろん、当店でも人気が高く初めてアンティーク時計をご検討の方にもオススメです。

 

そんなホーマーですのでバリエーションも豊富です。

 

その中には特に入手困難なモデルがいくつかあり、その中の一つがこのパンジーになります。

 

お花のパンジーのような色鮮やかな文字盤が特徴です。

 

パンジーは3色展開でこの赤の他にも緑と黄色がございます。

 

個人的に今まで見てきた印象としては、黄色→緑→赤の順に少ないイメージでしたが、最近ではどの色も見なくなりました・・・

 

もともとの生産本数も少ないと思いますが、コレクターズアイテム的な側面もあり、なかなか手放す方も少ないように思います。

 

 

 

赤と聞けば凄く発色が強そうなイメージですが、どちらかと言えばやや朱色に近いイメージです。

 

これがまた絶妙なんです。

 

 

 

今でこそ一般的なカラーダイヤルですが、この当時はかなりインパクトも強かったのではないでしょうか。

 

実際腕に着けてもそこまで合わせにくいイメージも無く、むしろ大人の遊び心的なアイテムとして重宝しそうです。

 

個人的にはこういう懐かしくもあり、どこか野暮ったい雰囲気の時計も国産時計の大きな魅力だと思っています。

 

それではまた次回。